『夫婦喧嘩となりお互い浮気に走るが、よりを戻し愛を確認する』

たった1行で紹介できるストーリーに巨額の制作費を

つぎ込むが回収できず、興行的に大失敗。

そしてゾエトロープ・スタジオは倒産!

そう聞くと、面白くなさそうですが、そんなことはございません。

ある意味、コッポラ監督の最高傑作だと思います。

全編美しい音楽と華麗な映像。

コッポラ流“恋愛”表現をとことん極めた奇跡のような映画です。

過酷なロケで見も心もボロボロになった「地獄の黙示録」(1979年)の後に

この作品を撮ったのも頷けます。