香港へ行ったので、香港情報をお伝えしたいと思います。

香港旅行の醍醐味といえば、何といっても様々な中華を堪能できること!

北京、上海、広東など、中華は場所が違えば、
味の特色もガラリと変わってくるのですが、
その中でも香港人の友人から勧められた
四川料理店『四姐川菜』に行ってきました。

実はここ、紹介されたのは去年で、あまりに気に入ってしまったので、
今回は3度目の来店になります。

お店は普通のアパートのビルの2階で、なんの看板も出ていません。
最初は入り口を見つけるのに、15分ほど ビルの前を右往左往していました・・・。

入り口の脇にあるインターホンで呼び出し、ビルのドアを解除してもらいます。
まさに、知る人ぞ知るローカル度満点のお店です。

古いビルなので、これがエレベーターだったりします。(笑)

まるで部屋の扉のようですが、ドアを開けるとエレベーターの箱です。
やたら揺れるスリルも味わいつつ・・・

お店の入り口には、やっとレストラン名が表示されています。
店内はなかなか広いです。

このお店のオーダーシステムは面白く、
一人必ず200ドル(日本円で2500円くらい)なのです。

そして沢山あるメニューの中から、
2~3人のグループの場合、
冷たいお料理から2皿、温かいお料理から3、4皿選べ、
4~5人のグループの場合、
冷たいお料理から3皿、温かいお料理から4、5皿選べ、

と、人数に合わせて選べる品数が増えていくので、
沢山の種類を召しあがりたい方は、大勢で行った方がより楽しめるのです。

では、冷たいお料理から、4品ご紹介。

蒜泥青瓜(左)、蒜泥胚糸(右)

蒜泥青瓜と蒜泥胚糸は同じような味付けでしたが、
今まで食べたことのないクセになる味付けです。
甘ずっぱいのにピリ辛で、生ガーリックがかなりきいてます。
私は、今まで食べたキュウリ料理の中で、
蒜泥青瓜が一番おいしいとさえ思いました。

夫妻胚片(左)、四川涼麵(右)

四川涼麵は、人気メニューなので、
予約をしておかないとすぐに品切れしてしまいます。
人気メニューとだけあって、こちらもヤミツキになる味。
かなり辛いのですが、ついつい後を引いてしまうのです。

温かいお料理から6品ご紹介です。

西芹炒牛肉(左)、麻婆豆腐(中)、糖醋里脊(右)

西芹炒牛肉は、全く辛くないので箸安めにちょうど良いです。

麻婆豆腐は山椒の実がゴロゴロ入っているので、
完全に舌が麻痺してしまいました。
でも、やっぱり白いご飯と一緒に食べると食は進むのです。

辣子蝦(左)、沸騰水煮魚(中)、回鍋肉(右)

辣子蝦と沸騰水煮魚は、出てきた瞬間笑ってしまうほどの唐辛子の量です。

辣子蝦は、唐辛子に埋もれているエビを探しながら食べました。

沸騰水煮魚は、ぐつぐつ煮えた状態で出てくるので、まるで地獄鍋のよう。
こちらも人気メニューだそうです。

回鍋肉は日本で食べる味とは全く別物です。

サービスで出しくれた青菜の炒め物。

さっぱりしてるので、辛さで麻痺している口の中を中和してくれます。

何杯でもお替りできる白飯。

四川涼麵のタレを乗せてみました。
この組み合わせがまた合うのです。

辛いお料理は本当に全部辛いですが、
ただ辛いだけでなく、後日またすぐに恋しくなってしまう不思議な四川料理。

ボリューム満点で、絶対に食べきれない量が出てき、
お店の人たちもフレンドリーで感じが良く、大満足できるレストランです。

香港の食べログみたいなサイトです↓ (中国語)
http://www.openrice.com/restaurant/sr2.htm?shopid=14286

Saori