和歌山県警は、遊興費などのために返済能力を超える借金をし、警察官の信用を失墜させたとして、和歌山剣東署地域課に勤務する男性巡査部長を停職3か月の懲戒処分にしたと発表。

県警監査課によると、巡査部長は2010年4月に住宅の改築目的として金融機関1社から370万借り受けたが、実際にはパチンコなどの遊興費をして使用。同年8月に金融機関から県警に相談があったことをきっかけに、巡査部長に多額の借金があることが発覚。

県警は巡査部長に返済を進めるよう指導したが、今年7月の時点で消費者金融を含む10社から約3900面の借り入れが残っており、この内1社から給与を差し押さえられ、自己破産の手続きをとることを決めたという。

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