「ケチな男」と「気前のイイ男」では、もちろん女性から好かれるのは「気前のいい男」の方ですが、
では、どんな時に女性は「ケチ!」と思ったり、「気前が良くてカッコイイ!」と思うのでしょうか。

4人の独身女性に男性のお金の使い方について対談してもらいました。

A美・・・26歳、イベントコンパニオン

B子・・・27歳、外資企業の受付

C奈・・・29歳、コスメ販売員

D江・・・28歳、教授助手

Q、どんな時に男性がケチだと思う?

A美 「ファーストデートで奢ってくれない人」
C奈 「それはあり得ないね」
B子 「ちょっとでも払わされたら、もうその人との二度目はないよね」
C奈 「当然でしょ」
A美 「一番最初くらい頑張れ!って思うよね。それを頑張れない人はケチ」
C奈 「でも本当は最初奢るつもりでいたのに、会ってみたら大したことないとか、つまらなかったとかで、割り勘になっちゃったとか、こっちに非があったりしてね(笑)」
全員 「(笑)それあり得るね!」
D江 「でもさ、それもケチな話じゃない?相手を品定めして奢るかどうか決めるなんて、査定されてるみたいじゃん。」
A美 「確かに!その姿勢が正にケチ!」

Q、ちなみに、どのくらいの割合が割り勘で、どこからが奢ってもらったって思うの?

全員 「全額!」
D江 「てか、こっちが1円でもお金出した時点で、ゴチって言わないでしょ?!」
A美 「言わない。言わない(笑)」
C奈 「よく『じゃあ君は2000円でいいよ』とか言う男いるじゃん。お金出させといて、『で、いい』とか言われると、『はあ。。。』って思うよね」
A美 「いるいる!そういう人!たかだか2000円なんだから、全額払っちゃえばいいのにね」
D江 「男にとっては2000円しか払わせなかったって思って、『で、いいよ』とか言っちゃうんだろうけど、逆を返せば、その男は2000円をケチったってことになるからね。女から見たら、たかだか2000円をケチった男が、更に偉そうに『で、いいよ』とか言っちゃってるよ。って、ダブルでケチ炸裂」
B子 「1000円でも1万円でも、お金を出させた時点で、こっちの感覚は割り勘なのに、小さいお金を出させようとする男の心理は何なんだろうね?」
D江 「やっぱり奢ってやった!心理じゃない?(笑)」
B子 「そしたら男の方も勿体無いよね。1000円にしても女はありがたみ感じないんだから、出させるなら完全割にしちゃえばいいのに」
A美 「でもやっぱり完全割なんてあり得ないけどね(笑)」
全員 「確かに(笑)」

Q、例えば、高いレストランに連れて行かれて割り勘と、
安いレストランに連れて行かれて全額ご馳走だったら、どっちがいい?

全員 「ゴチ!」
D江 「金額の問題じゃないんだよね」
B子 「そう。別にいいお店連れてってもらいたいわけじゃない。いや、いいお店に越したことはないけど・・・」
D江 「優先順位だよね。いいお店に連れてってもらいたいって気持ちよりも、ご馳走してもらいたいって気持ちの方が大きいから」
C奈 「男が女にいい顔したいなら、高いお店知ってるぜ!アピールよりも、女には出させませんアピールの方が、女を落とすならよっぽど効果的なのにね」
B子 「それは言えてる!」
A美 「え~、でも私はいいお店に連れてってもらって、ご馳走されたいなぁ」
D江 「そりゃそれがベストだよ。(笑) でも、どちらか選ぶなら、高いお店で割り勘よりも、安いお店でゴチの方を選ぶ」
C奈 「一番最初のデートでご馳走できるかどうかって、男の甲斐性みたいなところあるよね」
D江 「見栄の張り方が大事なんだよ。高い店連れて行くだけ連れてって割り勘なんて、単なる自己満でしかない。こっちは美食家の会に参加してるわけじゃないんだから」
C奈 「美食家の会って・・・面白いけど」
D江 「あくまでデートなんだから、楽しむのはコミュニケーションでしょ?安いお店でも、最後にバシっとご馳走してくれたら、男の甲斐性を評価できるよね」
A美 「でもさ、時々奢ってやってるんだぜ!オーラをモロに出してる人いない?」
B子 「いるいる。(笑) 妙に恩着せがましい人」
A美 「『こんな高い店連れてきてやってるんだぞ!』『お前だから特別だぞ!』とかアピる人。そんな台詞聞かされるくらいなら、無理してくれなくていいって思う」
D江 「その人は無理をしたって言うよりも、自分の行動を評価してもらいたいんだろうね。だから安いお店行ったとしても、『毎回俺がご馳走してやってるんだ』とかアピールしそう」
B子 「これもケチの部類に入るね。思考がケチ臭い」
C奈 「私も前にご飯行った人で、『普段はこんな店来ないけど、君だから特別に頑張った』みたいなことをアピールされて。こんなお店くらい、自腹でも来れるし!と思って、無性にその人の顔を潰したい衝動に駆られて、その人がお手洗い行ってる間にお会計済ませちゃった。(笑)」
A美 「カッコいい~!それは男前だね。そっちの方が惚れるわ。(笑)」
C奈 「女だってバカじゃないんだから、そんな恩着せがましい説明文句なんて付け加えなくったって、男がどれだけ頑張ってるかは行動でわかるよね」
B子 「うんうん。行動だけで充分正当な評価できてるから、余計な説明はむしろ減点」

Q、他にケチだなーと思う男性のしぐさとか行為ってある?

D江 「クーポン使う男!」
A美 「え?!そんな男なんているの?!私ですら使わないんですけどー」
B子 「いるいる。結構見るよ。こっちとしては、その瞬間ドン引きですけど」
C奈 「どんなに外見カッコいい男でも、クーポン出された瞬間に、最下位に落ちるよね」
D江 「ケチというよりも、なんかもうみみっちい・・・」
B子 「わかる。わかる。クーポン出される瞬間もイヤだけど、そこから日々クーポンを持ち歩いてるその人の姿を連想しちゃうよね。その姿がたまらなくわびしい」
C奈 「結婚してからとか、同棲するくらい仲良くなったらクーポン出してもかまわないけど、まだそんなに仲が深まってないうちに出されると引く」
D江 「要はお財布が一緒になるくらいの仲ならクーポンもOKってことでしょ?」
C奈 「そうだね」
B子 「それは私もわかるなー。お財布が一緒になったらケチから無駄遣いしない男に生まれ変わるかも。同じ行為なのにね」
A美 「クーポン使う男に出会ったことないけど、もしデートで使われたら、自分の価値が下げられてる気になるね」
D江 「うん、自分が割引されてる気がするよね。安い女とか、お買い得女扱いされてる気がして、気分も悪いね」

「ケチな男」と「気前のイイ男」(後編)へ続く・・・