12月日にアップしたブログ→「ケチな男」と「気前のイイ男」(全編)からの続き・・・

A美・・・26歳、イベントコンパニオン

B子・・・28歳、外資企業の受付

C奈・・・29歳、コスメ販売員

D江・・・28歳、教授助手Q、 ケチだと思う瞬間は、やっぱり食事時が多いのかな?

A美 「食事以外でも、精神的にケチだなーと思うのは、なんでもかんでも損得勘定する人」
C奈 「いたいた!私の元彼で、タクシーに乗るたびに、『この距離を電車で行くと二人でOO円だから、それだったらタクシーでOO円払っても、何分セーブできて得だよね』みたいなことを常に言ってた。黙って乗ってろ!と何度思ったことやら・・・」
D江 「私の元彼もそーいうのいたよ。プレゼントとか食事代とか相手が出すと、いつもいくらか換算して、次回自分が出すときに損がないようにキッチリ計算してた。多分自分とのデート時もそーやって計算されてたんだろうな~って思う」
A美 「いつもいくらか換算するって、どうやってわかったの?」
D江 「あるときはプレゼント代をネットで調べたり、私に聞いてきたり。一番ケチ臭っ!と思ったのが、『友達から7000円くらいのプレゼントもらったけど、前回食事行ったとき自分が5000円くらい奢ってあげたから、プレゼントのお返しは差額の2000円くらいでいいかな』みたいな計算してた時は、呆れ果てたね」
B子 「そういうのって頭で計算してもいいけど、口に出すなって感じだよね。聞いてる方はげんなりする」
A美 「あと、散々会社の自慢とか職業の自慢するくせに、ゴチじゃない人とかいない? あ、結局食事ネタだけど」
B子 「どうしてもやっぱり食事ネタが多くなるね」
A美 「前に医者とのコンパがあってー。散々俺達は稼いでるみたいな自慢話聞かされて、うちらもうんざりしながらも一応『すごーい!』とか言っておだててあげたの。なのに、最後は会費5000円も徴収された!!男も2万円くらい払ってはいたけどさぁ。でもねー!」
D江 「2万円払うなら、5000円も払えって話だよね(笑)」
B子 「自慢話聞いてあげるのに、間違いなく5000円の価値はあるね」
A美 「キャバ嬢以上におだててあげたんだよ!お金をもらってもいいくらいだよ!」
全員 「(笑)」

Q、じゃあ逆に、気前がいい男の人はモテる?

A美 「モテるかどうかはわからないけど、そこでやっとスタートラインに立てるよね」
B子 「どのくらい気前がいいか、どういう風に気前がいいかによって評価は違ってくるかも」
C奈 「それは大いにあるね」
D江 「気前がよくても、『俺が全額払ったんだ!』って妙にアピールされたら、だったら払うよ・・・って思うし」
A美 「でも思っても払わないんでしょ?(笑)」
D江 「それは時と場合と人によるけど・・・(笑)」
B子 「でも払ってくれたら、それだけで感謝はちゃんとするよね」
A美 「私は基本、男が払って当たり前って思ってる所あるけど、それでも態度には絶対出さないようにしてるよ。ちゃんと『ごちそうさま』と『ありがとう』はきちんと言うようにしてる」
B子 「私はそれにプラス次回に何かお礼したりもするかな。ちょっとしたプレゼントとか」
A美 「えらいね。何あげてるの?」
B子 「タバコ吸う人だったら、その人が吸ってるタバコとか、ハンカチとか。これも、時と場合と人によるけどね(笑)」
D江 「散々うちらも毒吐いてるかもしれないけど、スマートな方法で気前良さを見せてくれた人にはちゃんと感謝もするし、ちゃんとお礼はするよね」
B子 「それはこっちとしてもマナーだよね」
A美 「私も見習わなきゃ・・・」

Q、どういう気前の良さがスマートな方法だと思うのかな?

C奈 「前に、この人の支払いパーフェクト♪と思って一目惚れした人がいる! 結婚式の3次会でカラオケ行ったんだけど、酔っぱらってる人が大勢いる中で、お会計時になったら一人でこっそり全員分払って、『時間だから皆出るぞー』ってまとめてたの。年齢的にも、その場にいる人たちと同世代だったのにだよ!」
A美 「ああ~、それは惚れるね」
D江 「でもそれって、誰も気づかなかったら、一人払い損だよね」
C奈 「そう。そのあと、皆から会費徴収しなかったし、その人が一人で全部払ったって気づいてない人がほとんどだったんじゃないかな。だからこそ、一人だけ気づいたら、宝物見つけた気分になれるよね」
D江 「自分が払ったっていうのを気付かれなくてもいいって姿勢はとことんカッコいいね」
A美 「お礼とか感謝以前に、スマートな気前良さを見せてくれた人には、気持ちが傾く」
B子 「私は初デートで、スマートな気前良さ見せられて、付き合った人いるよ。パーフェクト!と思って、自分からモーションかけたくらいだし」
A美 「どんなデートだったの?」
B子 「デートは映画観て、ちょっとゲーセン行って、結構いいお店でディナーだったんだけど、映画の時の支払いは、『ここは俺出すよ。じゅあ次のお店でお願いするから』って言われ、ゲーセン時は『小銭いっぱいあるから大丈夫』って言いながらこっそり両替してたし、ディナーの時は『さっきゲームで負けたから、罰としてご馳走します』って言われた」
D江 「わかる。そりゃパーフェクトだわ!」
A美 「若干Mっ気も感じるけど(笑)」
B子 「なにかと理由付けしてくれて、こっちが『でも悪いから少し払うよ・・・』とか、有無を言わせない気前の良さ!」
D江 「うんうん。支払いの時に、やっぱりこっちもエチケットとして『いくらでした?』って聞くものね。そこで理由なしに、ただ『いいよ』って言われると、私も『でも・・・』って言わざる得なくなるよね」
B子 「そうそう」
D江 「『でも・・・』と『いいよ、大丈夫』の繰り返しのやり取りってなんか気まずいよね。どこで引いたらいいか迷うし。その点、ぴしゃりと『これこれこうだから大丈夫』って言ってくれると、こっちは助かる」
A美 「前に『女には払わせなよ』って一瞥した人がいたけど、それもカッコ良かったなぁ」
D江 「『年上だから俺が払うよ』って言ってくれた人もいたよ。この一言だけでも大人の魅力を感じちゃうね」
B子 「気前の良さは、女性への気遣いなのかもしれないね」
C奈 「それは言えてるね。お金を出すってことは、どうやってお金を出すかが重要」

Q、そうすると、お金持ってる人はモテて、お金持ってない人はモテにくくなるよね?

C奈 「それは違うよ。極論を言っちゃうと、三ツ星レストランで割り勘男よりも、ファーストフードでゴチ男の方が素敵。じゃない?」
D江 「極論だけど、わかる」
A美 「男らしさを感じるのは確かにそっちかもね」
B子 「缶ジュースひとつでも、さらっと買ってくれて『飲む?』って渡してくれる気遣いとかもポイント高いね」
A美 「そのシチュエーションあった!あった!ある意味三ツ星よりドキッとしちゃったもん。仕事の休憩中にそれやられて、今まで何とも思ってなかった人なのに、その日から意識しだした(笑)」
D江 「要は金額の問題じゃないんだよね。金持ちがカッコいいってわけじゃ決してないから」
C奈 「あとは、ここぞって時にだけ見栄張って、頑張ってほしくない? 初対面と、初デートと、あと友達に紹介した時かな。その時ばかしは、カッコつけて気前良さを見せてほしいなぁ」
D江 「友達に紹介する時っていうのもわかるな~。やっぱり友達には自慢の彼でいてほしいわけだから、女友達の分も払ってほしいね」
B子 「なにも毎回、高級な場所に連れて行ってほしいって言ってるわけじゃなくて、普段は粗食でも節約家でもいいから、ここぞって時には奮発してほしい」
A美 「あと、自分にはあんまりお金掛けないけど、私にはお金掛けてくれる人とか?」
全員 「(笑)確かに納得!」
B子 「付き合ってからは、そういう人の方がいいかもね。ただ、付き合う前に色々貢いでくれちゃうと、単に都合のいい人になっちゃうけど」
D江 「そこは難しいところだよね。だから付き合う前に高いものをプレゼントしちゃうのはNGかもね。やっぱりお食事程度にしておかないと、女も付け上がっちゃうかも(笑)」
A美 「自分にお金を掛けないと言っても、あまりにもみすぼらしい格好とかしてると恋愛対象から除外されちゃうしね」
C奈 「身なりもそうだけど、住んでる家とか持ってる車とか、収入に合わない安物だと、その訳を探りたくなっちゃうかも」
D江 「それがケチで節約してるって理由だったら嫌だけど、単に無頓着ってだけの男ならアリだね」
全員 「アリアリ(笑)」

20代独身女性の赤裸々な対談。いかがでしたか?
どうやらケチかどうかを判断するのは、最初の気前良さがポイントのようです。
しかもその気前良さも、やり方までチェックされているのは侮れませんね。
しかし、スマートに気前良さを見せることができた男性は、一気にモテる男性へ昇格するようです。
彼女達の話を総合すると、

モテる男の初デートの鉄則は、
『自分の身の丈に合ったレストランへ連れて行き、女性に気を遣わせない理由を付けてご馳走してあげる!』

男性の皆様、最初だけでも頑張って見栄を張ってみたら、急にモテ期到来になるかもしれませんよ!