男性が結婚相手を査定している6つのポイント(前篇)からの続き・・・

3、家事ができるかどうか  

専業主婦を望んでいる男性は無論のこと、
兼業主婦であっても、家事ができるかどうかを査定している男性は多くいます。
結婚によって自分の負担が増えるかもしれない危険があるのですから、
共同生活ができるひとかどうかを現実的にシミュレーションすることは頷けます。

家事は大きく分けると『炊事』『洗濯』『掃除』の3つです。

『炊事』 

実はこの炊事。
男性が最も注目している点は、
料理が上手いかどうかよりも、後片付けができるかどうかなのです。 

手慣れた主婦になってくると、
料理をしながら片付ける手際の良さが身についていきますが、
普段料理をしていない人にとっては、それは至難の業。
全部作り終わった後には、片付け物の山なんてことにも。 

それでも食事後に全部片付ければ良いのですが、
それができない人はかなりのマイナス点を付けられるでしょう。 

料理は、後片付けまできちんとできてこそ、「料理上手」と言えるのです。

こちらは結婚を断念した男性の声↓ 

「家に来て、作ってくれるのはいいんだけど、
作り終わったら満足してしまうみたいで、後片付けを全くしてくれない
結局毎回自分が後片付けをしなくてはいけなくなるから、
これなら外食した方がマシ・・・。
結婚したらこれが毎日続くと思うと、耐えられそうにない。(38歳男性)」

もちろん、後片付けだけでなく、料理の腕も査定対象です。

しかし、料理の腕といっても、プロ級の味を望んでいる人なんて滅多にいません。
手間暇が掛る手の凝った料理を望む人もそうそういません。 

レパートリーの少ない難しい料理よりも、
毎日食べる庶民的な献立を、
いかに毎日飽きずに食べられる味付けにできるかが重要なのです。 

味付けがマスターできたら、
「栄養バランス」や「調理時間」にも気を配りましょう。

こちらは結婚を断念した男性達の声↓ 

「味噌汁がかなり濃い。何回か我慢して飲んだが、
ずっとこのままでは体にも悪いので、やんわりと濃いと言ったら逆切れ。
味見をしないで料理を出す癖もやめてほしい。
言っても直す気はさらさらないみたいなので、結婚は無理だと思った。(32歳男性)」 

「料理が趣味と言う彼女は、料理教室に通っていて、
毎回手の込んだイタリアンを作ってくれるのだけど、
覚えたてのレシピだから時間の掛ること・・・2時間待ちは当たり前。
この待たされている時間がなんとも苦痛で、カップラーメンを何度愛しいと思った事やら。
趣味は趣味でいいけど、普通の料理もささっと作れるようになってほしい。(27歳男性)」

自分が好きなものや、得意料理を振舞いたい気持ちもわかりますが、
男性が毎日慣れ親しめる「その人好みのおふくろの味」をマスターできた方が、
よっぽど男性の心を掴んでおくことができます。

『洗濯』 

洗濯は、覚えなくてはいけない知識も少なく、難しいテクニックも必要ないので、
男性が嫌がらずに協力してくれる家事のひとつでもあります。
とは言っても、基本的なことはマスターしておかないと、
男性から呆れられてしまうことにもなりかねません。 

・色落ちをさせない
・衣類の取り扱い表示を読めるようになる 

この2点だけはしっかり押さえておきましょう。 

白い衣類と、色ものの衣類を一緒に洗ってしまって、
白いシャツが別の色に染まってしまった・・・なんてことになってしまったら、
男性もガッカリです。 

横着はしないで、しっかり別けて洗濯しましょう。 

そして「衣類の取り扱い表示」を読めるようになることも大事です。
素材によって、「ドライ」であったり「手洗い」であったり「陰干し」であったりします。 

今は多機能な洗濯機が多いので、
クリーニングに出さなくても家庭でできる洗濯も増えてきました。 

一人暮らしで、クリーニングに頼ってばかりの男性にとっては、
今までクリーニングに出していたものを、彼女がちゃちゃっと自宅で洗ってくれたら、
尊敬の眼差しすら向けられますよ。 

更に、アイロン掛けまで上手くできるようになれば、なおポイントアップです。 

アイロンの掛け方も、衣類によって様々なので、
ここでも、衣類の取り扱い表示をしっかり読めるようにしておきましょう。 

洗濯で大きな失敗をする人はなかなかいないかもしれませんが、
プラスαができるようになると、男性から一目置かれます。
料理が得意な男性は増えてきましたが、
洗濯は無難にできても、こだわりがある男性がそう多くはいないからです。 

ここはせっかくなので、プラスのアピールができる場であると考えましょう。

『掃除』 

掃除も重要項目です。
また、掃除嫌いな男性が多いので、女性に求める傾向も強くなっています。
掃除についても、どこに重点を置くかは、その男性によって区々です。 

・埃や汚れを気にする人
・整理整頓を気にする人
・出したもの、使ったものをすぐに片付けられるかを気にする人
・水周りの汚れが許せない人
・小まめにゴミの処理をしたい人 

など、自分の彼氏が、何を気にするかを調べておいた方がいいかもしれませんね。 

こちらは結婚を断念した男性達の声↓ 

「彼女の家に遊びに行った時、
風呂場にあるシャンプーやボディソープの入れ物の裏がぬめっていた。
気にせずに生活できる彼女が信じられなかった。(35歳男性)」 

「うちに遊びに来たら、常に散らかして帰っていく。
彼女を家に呼ぶのが嫌になりつつある。(29歳男性)」 

これらのことを査定されるのは女性にとっては不本意かもしれませんが、逆に、
「家事は全部自分がやってあげるから大丈夫だよ」と、
調子のいいことを言う男性も危険かもしれませんよ。 

私の友人で、そんな調子のいいこと言われて喜んで結婚した女性がいます。
しかし蓋を開けてみれば、家事など全く経験したことない男性で、
やることなすこと全てめちゃくちゃ。
女性が見かねて口を出したら、拗ねて、結局何もやらなくなってしまったそうです。 

結婚を考えている男性とは、女性の方から家事について話し合うのもいいかもしれませんね。

4、価値観が合うかどうか 

価値観と言っても、様々な項目があります。 

金銭感覚、社会貢献感覚、将来設計、美意識、食へのこだわり・・・など。 

これらの具体的な例をあげます。

『金銭感覚』 

こちらは詳しく説明しなくてもわかると思いますが、
どこにどれだけ消費するかは、価値観が合わないと一緒に生活していけません。 

男性が浪費家であるのに、女性が極度の節約家であったり、
男性が節約家であるのに、女性が極度の浪費家であると、
結婚前にこの女性とは上手くやっていけないと男性が不安を抱くようです。 

こちらは結婚を断念した男性達の声↓ 

「貯金を全くしないで買い物ばかりしている彼女にはついていけそうもない。
(26歳男性)」 

「使い終わった牛乳パックを乾かして物入れにしていた姿は、
貧乏臭く見えてイヤだった。エコなのかもしれないけどね・・・(41歳男性)」

『社会貢献感覚』 

一番具体的な例としては、
ブラッドピッドがアンジーと再婚した理由です。 

元妻のジェニファー・アニンストンがボランティア活動に全く興味を示さないのに対し、
アンジーはボランティアを通して意欲的に社会貢献をしていました。
ブラピは、そんなアンジーを尊敬しました。 

もともとブラピにもボランティア精神があったので、
二人の社会貢献へ対する価値観は一致したのでしょうね。

『将来設計』 

またもやブラピの例ですが、今度はジェニファーとの離婚原因です。 

ブラピが子供を欲しがっていたのに対して、
ジェニファーは子供よりも仕事を優先しました。 

将来子供を作りたいかどうか。
それはいつごろの時期で望む予定か。
これは、子供が欲しいと思っている男性にとっては重きを置きます。 

子は授かりものなので、望んだ時にできない場合や、
なんらかの身体的理由でほしくてもできない場合もありますが、
ほしいか、ほしくないかの意思だけでも合致しないと、
将来設計が合わないということで、結婚を諦める男性も多いです。

『美意識』 

美意識と言っても、ファッションセンスや、生き様などではないです。
もっと生活感が滲み出た場所。
住居の掃除です。 

近頃は、きれい好きの男性が増えていますし、
自分ではさほど気にしないという男性でも、
汚いよりかはきれいな方がいいに決まっています。 

・部屋が常に散らかっている
・水周りにカビ、ぬめり、黄ばみがある
・隅にほこりが溜まっている
・台所に洗ってない食器が溜まっている
・ゴミ箱に生ゴミが溜まって異臭を発している 

この5点のうち、いずれかは必ずチェックされています。 

『食へのこだわり』 

食の価値観が共通するということは、共通の趣味がひとつ増えるということでもあります。 

しかも、食は生活の一部でありますので、最も重要度が高い共通の趣味と言えます。 

食べることが好きで、未知の味は何でも試したいと思っている男性にとって、 
好き嫌いや、食べず嫌いが多く、限られたメニューしか食べられない女性では、 
一緒にいて楽しくないばかりか、どんどん苦痛に感じていきます。 

こちらは結婚を断念した男性達の声↓ 

「外国旅行へ行った時、その土地のグルメを堪能したかったのに、 
彼女は全く受け付けず、結局毎日ホテルで無難に食事することに・・・ 
旅行の楽しみが半減してしまいました。(32歳男性)」 

「彼女が作る料理は、自分が食べられるものばかりでワンパターン。 
自分が好きなものをリクエストしたり、作ってあげても、 
嫌いだから作らないとか食べれないとかで、この時ばかりはげんなりする(26歳男性)」 

「寿司が苦手な彼女。寿司好きの俺としてはかなりガッカリ。
いつも一人寂しくカウンターで食べるのもなんだから、
友人の女性と食べに行ったら、浮気と勘違いされて喧嘩に。
結局これが原因で別れてしまいました。(34歳男性)」

食の好みが合わないというのは、致命的な価値観の違いに相当するでしょう。

男性が結婚相手を査定している6つのポイント(後篇)へ続く・・・