ハードなバイオレンスと強烈なLOVE MESSAGE

デビッド・リンチ監督の個人的な最高傑作。

もちろんカルト監督なので異論はあると思いますが、

誰でも分かるぶっ飛び方をしている点でワタシはこれかな。

ジャンルとしてはバイオレンス・ロード・サスペンス・ラブ・ファンタジー! 何?

要は一言で表せないワケの分からない面白さ。

手足は吹き飛ぶ、全編血だらけ、狂った人間たちと

いつものリンチ節が炸裂しています。でも、 今回のテーマは

“愛”

それも吹き出して笑っちゃうほど、愛の強さを訴えています。

「本当にワイルドな心があるなら、理由をつけて愛に背を向けないで」

愛を貫くのは本当にシンドイそれにキツイ!

逃げたくなる。それをあの天使が‥(ネタばれ)

クライマックスの強烈なバカ度、おまけにラストのニコラス・ケイジの歌。

大予算のハリウッド作品でここまで突き抜けられるデビット・リンチ監督の度胸と

ダイレクトに響くLOVE MESSAGEに涙ポロリです。