「2013ユーキャン新語・流行語大賞」が12月2日、東京會舘(東京都千代田区)で発表された。その時代を最も現す言葉に贈る年間大賞はNHKドラマ「あまちゃん」の「じぇじぇじぇ」、東進ハイスクール東進衛星予備校で現代文を教えるカリスマ講師林修さんの「今でしょ!」、2020年東京五輪招致活動の最終プレゼンテーションで、日本社会に根付く歓待の精神を表現した「お・も・て・な・し」、TBSドラマ「半沢直樹」の「倍返し」の史上最多の4つが選ばれた。

ステージには「お・も・て・な・し」で受賞を決めたタレントの滝川クリステルらが登壇。滝川はジェスチャーを交えて決め台詞を再現。「今でしょ!」の林は「みなさんの方が鋭い感性で、この言葉を流行語にしていただいた」と感謝し、会場から大きな拍手が送られていた。

4語とともにトップ10入りしたのは「アベノミクス」「ご当地キャラ」「特定秘密保護法」「PM2.5」「ブラック企業」「ヘイトスピーチ」。選考委員特別賞には、「被災地が、東北が、日本がひとつになった 楽天、日本一をありがとう」のプロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスが選ばれた。