歌手のMISIAが3月25日(米国時間)にワシントンにある「WALTER E. Washington Convention」で開かれた「全米桜祭り」に出演。オープニングセレモニーで代表曲「Everything」など3曲を歌い6000人の観客を魅了した。

MISIA出演は昨年3月11日に起きた東日本大震災の復興支援に対する感謝を世界に発信する担い手として、内閣府からクールジャパンメッセンジャーに就任依頼があり、これを快諾したことから日本代表としての出演が決定。MISIAは「この絆がこれからも明日へと繋がっていきますことを、そして一日も早い復興を心から願っております」と思いを込めた。

ステージでは震災を支援しようと発表した復興応援メッセージソング「明日へ」も披露。「不安な日々が続くが復興に向けて明日へ向かって一緒に生きていこう!」という思いを力強く歌い上げていた。

MISIAにとって全米でのステージはこれが初めて。MISIAは「日本の想いがアメリカのみなさんへ伝わるよう、そして日本人として恥じないパフォーマンスがしたいと思い非常に緊張しましたが、アメリカのみなさんの日本を想う気持ちに触れ、とても感動いたしました」と振り返った。

「全米桜祭り」は1912年に日本からアメリカへ日米親善友好の証として3100本の桜を贈ったことから始まり、今年100周年を迎えた。

 

Photo by Mayumi Nashida