オリエンタルランド(千葉県浦安市)は夏の東京ディズニーリゾートのプログラムを発表した。イベントは夏祭りをテーマにしたもの、涼しいミストを噴射するクールスポットなど快適に過ごせるさまざまなメニューを準備。このほか7月9日には東京ディズニーシ―に「トイ・ストーリー・マニア!」、東京ディズニーランドには8月24日に「グーフィーのペイント&プレイハウス」の2施設は新設される。

東京ディズニーランドでは7月1日から7日まで、「七夕のプログラム」を展開。日本の伝統的な行事“七夕”をディズニーの仲間たちと楽しめる恒例のイベントで、パレードルートで行われる「七夕グリーティング」(1日2回)では、新しい七夕のコスチュームを身にまとった“彦星”のミッキーマウスと“織姫”のミニーマウスが人力車に乗って登場する。ワールドバザールの中央にはミッキーマウスをかたどった大きな“吹き流し”や、願いごとを書いた“ウィッシングカード(短冊)”を結びつける大きなデコレーションを設置。七夕気分を盛り上げていく。

7月9日から8月31日にかけては、ディズニー流にアレンジした日本の夏祭りをイメージした特別企画を初開催。シンデレラ城前のステージでは、8つのチームに分かれたディズニーの仲間たちが参加するダンスコンテスト「爽涼そうりょう鼓舞こぶ」を開く。コンテストは日中に予選、夜に予選を勝ち上がった4つのチームで競う決勝を開催。会場全体を熱気と興奮に包みこうむという。

8月24日にグランドオープンする「グーフィーのペイント&プレイハウス」は、グーフィーの部屋の中で、本当にペンキを使って模様替えをしているかのような体験を楽しめる新アトラクション。色づけしたい壁や家具にペンキ発射装置「トゥーントーン・スプラットマスター」を発射し、カラフルに色づけすることができる。

東京ディズニーシーは7月9日に「トイ・ストーリー・マニア!」を新設。施設初の初3D映像を使用したライドアクションで、ゲストはトラムに乗りこみ、立体的に映し出されるさまざまなゲームに挑戦していく。

また7月9日から8月31日までは、南の島でバカンスを楽しみたいというアラジンのため、ジーニーが魔法で大量の水を撒き散らし、ハーバー全体をクールなオアシスに変身させる、陽気でハチャメチャなウォータープログラムを展開。船上からハーバー周辺のゲストめがけて水を撒き散らすもので、今年はミニーマウスも応援に駆け付ける。
文/西村綾乃
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