昨年末「FNS歌謡祭」に出演し、圧倒的な歌唱力で見事に復帰を果たした華原朋美。

4月17日、ニューシングル「夢やぶれて-I DREAMED A DREAM-」の発売記念イベントに登場し、総勢26名のオーケストラ楽団をバックに、新曲を披露した。

会場となった「恵比寿ガーデンプレイス・センター広場」には、1500人のファンのみならず、多くの取材陣が詰めかけ、注目度の高さを窺わせた。

今回、ファンの前で初めての新曲披露となる華原朋美。

トーク中は、かなり緊張した面持ちだったが、曲をプロデュースした武部聡志が指揮者として応援に駆けつけ、タクトを振り、オーケストラが音を奏ではじめると、力強さ感じさせる堂々とした歌声を披露し、逆境を乗り越えて大きく成長した姿を見せつけた。

歌い終えた後は、さまざまな想いが込み上げて来たのか、しばらくの間、こぼれる涙が止まらなかった。

司会の宮崎宣子アナに、今後について聞かれると

「過去を振り返るのは、これで最後にしたいと思ってます。“未来”を、これから先歌っていきたいなと思います。今、私はこういう状態ですけど、ファンの皆さんの中には、何か辛い気持ちを抱えている人もいると思います。そんなファンの皆さんと一緒に、成長していきたいなと思います」と前向きな気持ちを口にした。

 

イベント終了後には、CD購入のお客さんとの握手会が行われたが、笑顔で感謝の気持ちをあらわし、ファン一人ひとりと丁寧に握手をする華原朋美の姿が、印象的だった。

大きな一歩を踏み出した彼女。今後の活躍に期待したい。

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【夢やぶれて-I DREAMED A DREAM-】

華原朋美、7年振りのニュー・シングル!

2012年公開洋画興行収入1位、そしてミュージカル映画興行収入歴代1位、空前の大ヒットを記録中のミュージカル映画「レ・ミゼラブル」劇中歌「夢やぶれて-I DREAMED A DREAM-」を、フル・オーケストラでカバー。

総勢41名のフル・オーケストラとの共演を果たし、たおやかつ情感溢れる声で歌い上げている。

カップリングには、自らの代表曲である「I’m proud」を、フルオーケストラレコーディングで再現。