20代と30代の女性に、最悪だと思った合コン相手と合コンシーンを聞いてみたところ、
以下のようなリアルな本音が出てきました。

・人数が揃わない

止むを得ない事情で人数が減ってしまうのはいた仕方ないとしても、
5:5など人数が多い場合はまださほど気になりませんが、
3:3の合コンで、人数が一人減ってしまうのはかなり辛い状況になります。
女性はもともとチヤホヤされたい生き物です。
誰からも相手にしてもらえない時間が存在すると、その時点で機嫌を損ねてイヤ~な空気に。
仲のいい女性同士であれば、それに気を遣って他の子も「今日は早めに切り上げよう」となりかねません。
合コンが始まる直前まで、ピンチヒッター探しに尽力してみましょう。

・遅刻者続出

仕事で遅れてくるのは仕方のないことかもしれませんが、
始まりの時点で一人しか来ていない。
しかも遅刻者は1時間2時間平気で遅れてくる。
そんな状況では、女性のテンションはガタ落ちです。
女性だって合コンに参加する意思表明をしたからには、それなりに気合は入っているのです。
早めに仕事を片付けてお化粧直しをしたり、服を着替えたり、髪を巻いてみたり・・・
そんな女性のモチベーションを下げてしまうのは勿体ないと思いませんか?
最悪なのは遅刻してきて開口一番「仕事疲れた~」とぐったりした様子で現れる男性。
やつれたおじさん同士の飲み会ではないのです。
仕事で疲れていたとしても、「早く合コンに参加するために頑張ってきたんだ!」
という明るいテンションで現れてほしいものです。

・1時間で帰ってしまう人

時々「仕事の合間に顔出しました」という男性がいます。
1時間くらいでは、打ち解けることなどできませんから、
相当なインパクトがある人でない限り、その人はいないも同然の存在です。
予定があって少しの時間しかいられないことが前もってわかっている場合は、
今回の合コンは辞退し、代役を立てて、代役に改めて次回の場を作ってもらえるよう託しましょう。

・ノリが悪い

女性は、やはり盛り上げるのは男性の役!という概念を抱えている人が多いです。
男性が盛り上げてくれれば、それに便乗するつもりですが、
まず男性が盛り上げてくれなくては、女性は手足が出ません。
プレッシャーかもしれませんが、合コンが盛り上がるかどうかは男性の腕に掛かっています。

・全員冴えない

そもそも女性にとって、冴えない男性の定義は何でしょう。
「話が弾まない」「リーダーシップを取れない」「真面目すぎて面白みがない」
「顔が悪い」「外見がダサい」「見た目おっさん」「奥手すぎる草食男子」
逆を言えば、このどれかひとつでも(いい方向に)特化していれば良いのです。
全部を満たした完璧な男性など求めていませんから、
顔が悪くても面白い人。外見がダサくてもリーダーシップを発揮して頼もしい人など、
一人でも揃えば、場は盛り下がりません。
更に言うなれば、その一人に自分がなってしまえば、その合コンはモテモテな訳です。

・始終自慢話

  一流企業に勤めている男性、地位のある職業に就いている男性、高学歴の男性で、
それを鼻に掛けて話をする人を多々見かけます。
そういう人達は、そういう仲間で揃ったときに、それを鼻に掛ける傾向が高いです。
「俺たちの会社では~」「僕たちの仕事となると~」「俺らみたいなOO大学卒は~」などと、
なにかにつけて、自慢げな話し方。
女性は気を利かせて、その場では「すごーい」と取り繕うかもしれませんが、
内心は「職場で認められてないから、うちらに認めてほしいの?」「過去の栄光?」と
小馬鹿にしてせせら笑ってますよ。
自慢話というのは、本来男性でも女性でも、聞かされている側は何よりも詰らないものです。
余程面白い話が出来ない限りは、自分の話ではなく、相手の話を聞き出す話術を身につけましょう。

・あからさまにやる気ない態度を見せる

女の子が全員かわいくなかった場合、男性はその場で意気消沈すると言いますよね。
「これだったら、お金を払ってキャバクラ行った方がマシ」という言葉は、
女性の私達には耳の痛い台詞ではありますが、その気持ちはわからないでもありません。
でも、だからと言って、それをそのまま態度に出すのはあまりにも大人げないです。
せっかく縁あって知り合う機会を得たのですから、
1次会の2、3時間の間くらいは、楽しむ努力をしてみませんか?
あからさまに詰らない態度を取って、男性友達とばかり話したり、
携帯電話をいじってばかりいたり、退席する回数がやたり多かったり・・・
そんな態度では、女性だってさすがに気分を害しますから、
どんどん険悪な雰囲気になって、余計に苦痛が増しますよね。
話してみれば、意外と気の合う人がいるかもしれませんよ。

・下心が丸見えで品がない

学生飲みではないので、社会人になってからは少し落ち着いた飲み方が好まれます。
無理矢理飲まされたり、無意味なゲームをさせられたり・・・
罰ゲームで一気飲みをしなくてはいけない単純ゲームなど、
下心が丸見えで、引いてしまう女性がほとんどです。
一見、その場は楽しく盛り上がってるように見えるかもしれませんが、
品のない飲み会は、次回に繋がるどころか、その日の2次会にも繋がらない危険性大です。
例え下心があったとしても、ここは焦らず、ゆっくりと女性の心を掴んでいきましょう。
ちなみに、ゲームでしたら、「10円玉ゲーム」が女性からは抵抗なく好まれるようです。

・完全割り勘

会計の不満はよく女性から耳にします。
ガールズトークで話される合コンネタの1位にあげてもいいくらいです。
ほとんどの場合、男性の方が多くお酒を飲むものです。
そこを完全割り勘にしたり、1000円ほどしか男女の差がなかった場合、
「なんで男が飲んだ分まで女が払わないといけないのだ」
と女性の評価は厳しいものになります。
では飲み放題にしたら、この問題は解決するか。
そう単純ではありません。
飲み放題で割り勘になると、今度は
「男が沢山飲む都合で飲み放題にされたのに、こっちまでとばっちり!」
では、女性の会費はいくらが妥当でしょう?
(次へ続く・・・)

・会費が5000円より多い、又は1000円

ずばり、女性の会費は3000~4000円。もしくは、タダ(無料)です!
女子会がブームになっている昨今、女性は女子同士で食事をしに行くことが増えました。
その為、どのようなレストランだと、だいたい飲食代はこれだけ掛かる。
ということを女性は把握しています。
そして案外、女子会のレストランと合コンのレストランが被ったりもします。
ですから、いつも女子会で使っている金額よりも上回るのは論外なのです。
又、高いお店にした、高いワインを開けた、だから通常よりも料金が行ってしまった。
ということで5000円を超える会費を徴収するのもNGです。
高いお店を選んだのは単なる男性幹事の選択ミスと評価されますし、
高いお酒を選んだのも、男性側の管理能力のなさを指摘されるだけ、
女性の耳にはそんな言い訳は届きません。

面白いのは、会費が1000円などと少ない場合でも、女性からバカにされる会計です。
男性の意見を聞くと、「まったく会費を取らないのは女性に失礼かと思い・・・」
「女性の会費をこんなに少なくしてあげたんだから、奢ったも同然」
しかし、とんでもない。
ここは女性と男性の相容れない価値観なのでしょう。
女性の真実の声はこうです。
「1000円って!そんな金額徴収して何に使うの?明日のお昼代?(笑)」
「1000円集めたところで、女が4人なら4000円にしかならないじゃんね、
だったら男が全部払えばいいのに」
と、後日ガールズトークの中で、笑い話に変わるのです。
男性が良かれと思ってやったことが、全て仇となる。気の毒ですが、事実です。
会費の面でいいところを見せたい!カッコつけたい!と思うのでしたら、
ここは、気前よく全額払ってあげた方が、一気に女性の評価はハナマルになります。
少額でも会費を払った以上は、女性としては「ご馳走様でした」とも言えませんし、
感覚でも、奢ってもらったとも解釈できません。
しかし完全に会費ゼロの場合は、心からありがとうと感謝をこめて、
「ご馳走様でした。美味しかったです」と言えるのです。

女性は女性で幹事になると、
「かわいい女の子を連れていかなくては!」
「幹事MAX!と非難されないようにしなくては」などと気を遣うものですが、
男性も人選に気を遣わなくては、まとまるものもまとまらなくなりそうですね。