山下達郎が、松本潤、上野樹里初共演の映画「陽だまりの彼女」(10月12日公開)に新曲「光と君へのレクイエム」を書き下ろしたことが分かった。
山下が映画の主題歌を担当するのは「てぃだかんかん 海とサンゴと小さな奇跡」に提供した「希望という名の光」以来、約3年5カ月ぶりのこと。
松本は「エンドロールで達郎さんの歌を聴きながら、作品の余韻にひたれるのは、とてもぜいたくなことに感じました」。
上野は「この曲の躍動感と生命力が、どんな夢のような幸せの数々も、 永遠のものにする強さをくれる。2人の愛の強さを感じて下さい。光は君へのレクイエム、このフレーズには頭の先まで鳥肌が立ちました」と話している。
映画「陽だまりの彼女」は、累計発行部数63万部を超える同名の恋愛小説を元に、「ソラニン」「僕等がいた」など恋愛青春映画の名手・三木孝浩監督が映画化したもの。
中学時代、幼なじみだった新人営業マン・浩介(松本)と、真緒(上野)が、10年ぶりに再会し恋に落ちるが、真緒が持つ“秘密”が2人の運命を変えていく。互いを思う気持ちが、起こした奇跡とは……。という青春ラブストーリー。
楽曲を制作した山下は「何よりまずとにかく、上野樹里さんと松潤くんのクローズ・アップがたまらなく素敵な映画です。彼らの持つ若さと清廉さを歌にしてみたくてこの曲を作りました。
淡く悲しい恋物語に一筋のぬくもりを」と曲への思いを語っている。