サラリーマン必見! 華麗なる社内営業?
モーツァルトの半生を3時間以上で描いた文芸映画。
そんなの興味ないし、感情移入できない。
では……
ヨゼフ2世(会社社長)に仕える宮廷楽長(部長)サリエリがモーツァルト(中途採用)の才能に
嫉妬し、殺害に至る。宮廷を舞台にサラリーマンの悲哀が描かれる‥
こんな風に頭の中で置き換えてみると、感情移入しやすく面白く観れるはず。
実直で純潔を守るサリエリ。でも才能なし!
空気の読めない破廉恥なモーツァルト。でも天才!
そんな人たちってみんなの会社にもいませんか。
この現代にも通用する脚本はイギリスの劇作家:ピーター・シェーファー様。
「フォローミー」(1974年)で披露したミステリアスな回想形式を
見事に発展させています。そういえば対照的な自由奔放な妻と堅物の旦那の設定も似てる。
そして監督はミロス・フォアマン。この映画以外にお勧めは‥‥特になし!
強いていえばエロ本出版社の社長がアメリカ国家と戦った「ラリー・フリント」かな。
PS サリエリの社内営業は本当に上手い。参考になるはず!