オリエンタルランド(千葉県浦安市)は、「東京ディズニーランド」にあるシンデレラ城に、最新映像技術「プロジェクションマッピング」を取り入れた新ナイトエンタテインメント「ワンス・アポン・ア・タイム」を2014年5月29日からスタートする。

プロジェクションマッピングは、実物と映像をシンクロさせた映像手法。スクリーンのような平面ではなく、建築や空間など立体物に映し出すことにより特殊な視覚効果が生まれることで注目されている。日本国内では昨秋、東京駅の丸の内駅舎のリニューアル記念イベントで起用され、わずか2日間で10万人以上を動員した。

シンデレラ城に投影される映像は、「美女と野獣」、「ふしぎの国のアリス」、「シンデレラ」などディズニー映画のシーンを、音楽と花火とともに楽しむことが出来るもの。公演時間は15分。総投資額は約20億円という。

 

文/西村綾乃、写真(C)Diseney