人気女性アイドルグループ、AKB48と姉妹グループのSKE48らが3月11日、それぞれの本拠劇場で東日本大震災復興支援特別公演を行った。ステージではメンバーが被災地を訪問した映像が流されたほか、震災が発生した午後2時46分には5グループ計282人とファンが黙とうを捧げた。黙とうの直後には前田敦子が突然号泣し、スタッフに抱えられステージを後にする場面もあった。

 

東京の劇場では「会いたかった」「ヘビーローテーション」など12曲を熱唱。最後に披露した最後の「桜の花びらたち」では各劇場と中継を結び思いを一つにした。大島優子は「東日本大震災から1年がたちました。ですが、まだまだ復興への道は続いていきます。私たちも微力ですが、これからも支援活動を続けていきたいと思っています。みなさんこれからもご協力をよろしくお願いします」と支援を続けていくことを誓った。

高橋みなみは「ここから何かを発信して被災地のみなさんに元気、そして笑顔を届けていきたい。被災地のみなさんからは、笑顔の大切さ、前を向くことの大切さを教わった気がします」と思いを込めていた。

会場には募金箱を設置。4劇場合計で204万515円が集まった。