ソウル・シンガーの福原美穂が、元ヤンキーのシングルマザー役で女優デビューすることが17日、分かった。福原のデビュー作は、4月12日に放送を開始する天海祐希主演の連続ドラマ「カエルの王女さま」(毎週木曜午後10時、フジテレビ系)。福原は「今までと違う、新しい日々に感じたことの無い思いに出会い続ける毎日ですが、最後の最後まで妥協せず自分に厳しく成長していけるように、共演者のみなさんを見習い頑張っていきたいと思います」と話している。

ドラマは天海扮するブロードウェイ帰りのミュージカルスター・倉坂澪が、地元でコーラス隊のコーチを務めたことをきっかけに、メンバーとともに自分たちや、財政難にあえぐ町そのものを立て直していこうと奮起する物語。福原はコーラス隊「シャンソンズ」の一員として出演する。

出演のきっかけは天海が、米・ロサンゼルスの教会でゴスペルを歌う福原が映し出された映像を目にしたことから、スタッフを通じ共演を依頼。福原が「自分の歌がこのドラマの力の一部になれたら」と快諾したことから実現に至った。福原は「3月11日の地震が起きた後の日本を音楽で明るくしたい!この作品を観て元気になってほしい!」と意気込んでいる。