先日友人から、

「お見合いで知り合った男性から交際3カ月でプロポーズされたのだけど、
なんとなくマザコンのような気がして・・・
ひどいマザコンだったら結婚したくないんだけど、どうしたらいいと思う?」

という相談を受けました。

友人が「マザコンでは・・・?」と気にかかる点は、
結婚の話となると何かにつけて彼が、「うちの母がこう言ってるんだけど、どうだろう?」
と友人に聞いてくるそうです。

家族を大事にしている男性と、単なるマザコンの違いはどこにあるのでしょう?

もしマザコン男性と結婚したら、どんな苦労を強いられるのでしょう?

「男は少なからずみんなマザコン」と言いますが、
度を越したマザコン男性と結婚すると苦労しそうです。 

今回は、友人の相談に答えるべく、
『マザコン男の見分け方』と、『マザコン男と結婚すると苦労すること』を、
調査してみました。

まずは『マザコン度』をチェックしてみましょう。

あなたの彼氏は大丈夫ですか?

優しい母親想いの男性? それとも甘えん坊のマザコン?!

下記の13項目のうち、あなたの彼が当てはまるものは?

『マザコン度チェック』

【1】 メニューを決められない 

【2】 母親が専業主婦、もしくは父親がほとんど家にいなかった

【3】 実家暮らしで家にお金を入れていない、小遣いをもらっている

【4】 母親からの愛情を十分もらえずに育った

【5】 母親のことを話す時、「ママ」「お母さん」「OOさん、OOちゃん(母親の名前)」と言う

【6】 母親と頻繁にメールを交換している

【7】 母親の話がよくでる

【8】 反抗期がなかった

【9】 母親によく相談している

【10】 「そういうところが母親と似ている」と言われた

【11】 母親が買ってきたもの・母親が作ったものを身につけている

【12】 母親と一緒によく買い物や食事に出掛ける

【13】 誕生日やクリスマスに母親を優先された、もしくは母親も同伴だった

それでは、お待ちかねの判定です!

判定方法は当てはまった数ではなく、点数制です。

【1】~【4】 1点

【5】~【8】 2点

【9】~【13】 3点

該当した項目の点数を足し算して、合計点を出して下さい。

(例:【1】【3】【6】【9】が当てはまった場合→1+1+2+3=7点)

『マザコン度チェック判定結果』

≪0~3点≫ マザコン度10%
マザコンの可能性はないと言っていいでしょう。
母親を思いやる優しい男性です。

 ≪4~10点≫ マザコン度40%
マザコン予備軍です。
あなたが彼と一緒にいて何の問題もないと思えるのなら、
多少のマザコンっ気はこれからも目をつぶれるかもしれません。

≪11~19点≫ マザコン度70%
軽度なマザコンです。
結婚すると、更にマザコン要素が出現するかもしれません。
彼との結婚を考えているのなら、他にもマザコンの片鱗がないかもう一度注意深く観察してみましょう。

≪20~27点≫ マザコン度100%
重度のマザコン男です。
ここまで病的だと、結婚せずともすでに交際期間中にトラブルが生じているのでは?!
もはや彼は彼女を母親の身代りとしか思っていません。

判定はいかがでしたか? 

なぜこの13項目に当てはまるとマザコンの危険があるのでしょう。

その理由は・・・ ↓

【1】 メニューを決められない 

マザコンである男性の欠陥として、決断力に乏しいことが挙げられます。
成人になってからも母親が息子の意思を尊重せずに自分の思い通りにコントロールしようとするので、
その男性は自分の事をなかなか決められなくなってしまいます。
メニューを決める時、毎回全部あなたに選択をゆだねる男性は、
もしかしたら他の面でも決断力に乏しい場合があるので、注意して観察してみましょう。

【2】 母親が専業主婦、もしくは父親がほとんど家にいなかった

母親が専業主婦であると、母親の生甲斐や人生の楽しみは全て子育てに注がれます。
また、父親がほとんど家にいない環境や子育てに無関心な場合ですと、
母親にとっての世界やよりどころは子供だけに偏りがちで、
それを父親が指摘しないものだから、
過度な愛情の注ぎ方をしても誰も軌道修正をしてくれません。
そうなると、本来思春期に子離れするのが自然であるはずのタイミングを失い、
成人してからもずっと息子が子供のままに見えてあれこれ世話を焼いてしまうのです。

【3】 実家暮らしで家にお金を入れていない、小遣いをもらっている

社会人になってからも経済的に自立できない男性は、精神的にも自立できていません。
子供は大人になるにつれ、親のことを、
「守ってくれる存在」から「守らなくてはいけない存在」へと、
認識を変化させていかなくてはいけません。
しかしマザコン男性は、年老いていく母親のことを、
「守るべき弱き存在」と認識しておらず、
「いつでも助けてくれ甘えさせてくれる存在」という意識が抜けず、
いつまでも自分は子供で、大人になった自覚がないのです。
久しぶりに親に会うと、「白髪が増えた」「なんだか背中が頼りない」「こんなに小さかったっけ?」
などと、ちょっぴりショックも受け、自分がしっかりしなくてはと気が引き締まるものですが、
実家暮らしで毎日親と接していると、徐々に年老いていく変化には気付きにくいせいでもあります。

【4】 母親からの愛情を十分もらえずに育った

母親べったりというのだけがマザコンというわけではないのです。
母親が亡くなっていたり、離婚して母親がいない環境で育ったなどして、
母親の愛情を十分にもらえずに育った場合は、
母の愛というものに強い憧れと飢えを感じている人がいます。
その場合は、歪んだ母親の理想像を抱いて、その欲求を彼女に突き付けてくることがあります。

【5】 母親のことを話す時、「ママ」「お母さん」「OOさん、OOちゃん(母親の名前)」と言う

さすがに「ママがね…」と言う男性はなかなかいないかもしれませんが、
「うちのお母さんがね…」と話す男性も危険です。
母親のことを名前で「OOさん」「OOちゃん」と呼んでいる男性ももちろんNG。
息子がそう呼ぶと言うことは、母親が息子に名前で呼ぶように指示しているということです。
その時点でその男性は、彼女への体裁を気にするよりも、
いかに母親の意向に沿うかのご機嫌取りの方を気にしています。
成人している男性なら、「うちの母親は…」や「お袋が…」という言い方をします。
家の中で母親を呼ぶ時に、「お母さん」と呼ぶのは大丈夫です。

【6】 母親と頻繁にメールを交換している

さして大した用事でもないのに、週に2,3度以上母親とメールのやり取りをしていたり、
まるで友達のように、1回のメールのやり取りで何度も返信し合っている場合もNGです。
そこに絵文字が多く使われていたら、決定的です。
母親は親であって、友人でも彼女でもないのです。
男性が母親とそのような感覚で接している場合は、
間違いなく母親もそのような目で息子を見ているわけですから、
彼女ができようものなら、恋敵として敵視されかねません。

【7】 母親の話がよく出る

聞いてもいないのに母親を結び付けるキーワードが出てくることはありませんか?
例えそれが愚痴や文句であっても、話題が母親であったらアウトです。
会話中に母親の話が出てくるということは、それだけ母親と一緒にいる時間が長く、
母親と密接な関係を気付いている証です。

【8】 反抗期がなかった

一見すると育てやすい優秀な子供というように思われますが、
それは母親にとってはそうでしょうが、
反抗期は大人になる為の大事な成長過程です。
反抗期がないと、いつまでも心は大人になりきれないまま体だけ成長して、
なんでも母親のいいなりの男性が出来上がります。

【9】 母親によく相談している

母親によく相談しているか否かはなかなかわかりづらいと思うので、
一度母親を含めて3人で食事に行くと良いでしょう。
その時、会話の中で下記の3点が当てはまるかチェックしてみて下さい。

・彼女(あなた)の情報をやたら詳しく知っていた
・息子の友達の名前を沢山知っていた
・息子の仕事について詳しく知っていた

該当すれば、母親によく相談している証拠です。

【10】 「そういうところが母親と似ている」と言われた

「それは母親のやり方と違う」などと言われ、母親と比べられ批判された場合は、
この人マザコン?!と疑うことと思いますが、逆の場合でもマザコンの可能性があります。
例えば、「すぐに許してくれる優しいところが母親に似ている」などと褒められたとしても、
母親を引合いに出して比較されたことに変わりがありません。
何につけても母親と比較する男性は、女性の判断基準が母親にあるのです。

【11】 母親が買ってきたもの・母親が作ったものを身につけている

成人男性の洋服や下着を未だに母親が選び買い与え、
それを嫌がらずに当たり前のように身につけている男性の姿は不気味です。
詳しい理由などなくても典型的なマザコンを窺い知ることができますよね。
母親の手作り品を愛用している場合も同様です。
また、成人してから買ってもらったものでなくても、
子供の頃に買ってもらったものや作ってもらったものを大事にしているのも同様です。 

【12】 母親と一緒によく買い物や食事に出掛ける

本来、女性の買い物に付き合うのを嫌うのが正常な男性です。
母親の買い物に嫌な顔一つせずに付き合っているのは、
母親想いの優しい男性ではなくて、マザコンの可能性大です。
もし彼があなたの買い物に嫌な顔せずに付き合ってくれるのであれば、
母親とも一緒に買い物に出掛けたり食事をしたりしてるのでは…?と疑ってみましょう。
そして、買い物や食事代を母親が全部支払っているのだとしたら、
【3】の要素も入ってくるので、相当マザコン度は高いです。

【13】 誕生日やクリスマスに母親を優先された、もしくは母親も同伴だった

記念日くらい彼氏と二人きりで過ごしたいものですが、
マザコン男性にはその欲求が存在しません。
彼女よりも母親の方が大事と思っているので、
特別な日だろうと平気で母親を優先できるのです。

そのくらい大した行動ではないと思っていたことでも、
その行動に至る根本的な理由を知ってしまうと、母子の絆は不気味なほど強く、
自分は到底入りこめる隙間がない・・・と愕然としませんでしたか?

逆に、一見マザコンでは?と疑っても、

「母親を気に掛けているが、本人はしっかり自立して、経済面で援助してあげている場合」

「しょっちゅう母親と連絡を取っていたり、同居していても、
母親が片親で高齢だったり、体が不自由の身であったりする場合」

であったら、母親想いである心優しい男性であると言えるでしょう。

そんな男性は、結婚してからも家族を大事にし、彼女のことも妻として労わります。

友人の彼は、「マザコン度チェック」で14点のマザコン度70%に該当したそうです。
まだ交際してから日も浅いので、
「もしかしたらこれからまだまだマザコン部分が出てくるかもしれない・・・」と、
この時点で、余計に不安を抱き出しました。

では、実際にマザコン男性と結婚すると、どのような苦労を強いられるのでしょうか。

そして、それを知った友人はどのような決断をするのでしょうか。

次回は、「マザコン男と結婚すると苦労すること」について紹介します。