そして隣にバベルの塔の如く聳え立つサンシャイン60。
都会のなかでありながら寂寥感に襲われる。
敗戦の責任をとり、日本人のプライドを死守した彼らの無念からだろうか。
筆者は公園内にある慰霊碑に手を合わせた。
ここで彼らが処刑されたとあるが、真偽のほどは分からない。
ただ、慰霊碑の前に立った瞬間背中を押されたような気がした。
「私たちはこんな日本にするために命を捨てたのではない」
今の日本を憂いながら去った英霊たちはの言霊が聞こえたようだった。
余談だが、写真左下に靄のようなものが見える。