名画に名曲あり

戦争によって引き裂かれる夫婦の愛を綴った文芸ロマン。

夫探しに翻弄され、魂を抜かれたようなソフィア・ローレンの枯れた美しさ

印象的な駅での別れ

そして何よりもヘンリー・マンシーニの涙腺を破壊するスコア

メロドラマの王道を行くストーリー展開に熱いものがこみ上げてきます。

不況だリストラだと世を嘆く前に

戦時中、愛を信じハードに生きた女の生き様に私も見習いたくなります。

ちなみにヘンリー・マンシーニは「ムーンリバー」(ティファニーで朝食を)の作曲家です。